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2014年05月04日

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)

こんにちは。
ゴールデンウィーク真っ只中の好天の下お届けします。サバゲ頑張ってますか?怪我の無いように願います。

今回は前回に続き「WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)」として「M-1カービン用マガジン・ポケット」について触れます。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑左は「M-1 30口径カービン用ウェブ製ダブル・マガジン・ポケット
(Pocket, Magazine, Double, Web, For carbine, Caliber .30, M-1)」、
右は「M-1カービン・小銃30口径カートリッジ・ポケット
(Pocket, Cartridge, Caliber .30, M-1, Carbine or rifle)」です。
簡潔に言えば、左はM-1カービン専用マガジン・ポケット、
右はM-1カービン用マガジン・M-1小銃(ガーランド)用クリップ兼用ポケットです。
左右ともカーキ色(OD シェード #3)バージョン。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑裏面。左のM-1カービン専用マガジン・ポケットは背面がループ状の構造をしており、その内側にはピストル・ベルトに固定するための凸スナップがあります。画像の真ん中から少し外れて見えている1.2cm位の円いのがそのスナップの裏側です。一方右のポケットにはベルト・ループが2本縫い付けられていて、下部にはグロメットが2個備えられています。これは、ピストル・ベルトに通して装着した時に、ピストル・ベルトのグロメットがこのポケットにより覆われてしまって利用できなくなってしまうので、それを補うためです。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑M-1カービン専用マガジン・ポケット。15連マガジンが2本収納できます。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑製造者のスタンプ「APPLETON AWNING SHOP」と「1943」の製造年表示。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑M-1カービン用マガジン・M-1小銃(ガーランド)用クリップ兼用ポケット。これがM-1カービン用マガジンだけでなくM-1小銃(ガーランド)の8連クリップを収めるためのものでもあることを知ったのは、「Quartermaster Supply Catalog 」を見てからでした。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑裏面にはピストル・ベルトに通して使うためのベルト・ループがあります。ベルト・ループだけODシェード#7です。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑フラップを開くと、製造者のスタンプ「MIDLAND FABRICS CO.」と「1944」の製造年表示。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑続いて同じく、OD色(OD シェード #7)バージョンのM-1カービン専用マガジン・ポケット(左)とM-1カービン用マガジン・M-1小銃(ガーランド)用クリップ兼用ポケット(右)。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑裏面。上で見たカーキ色(OD シェード #3)バージョンと同じ作りです。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑M-1カービン専用マガジン・ポケット。15連マガジンが2本収納できます。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑裏面。製造者のスタンプ「S. FROEHLICH CO.」と「1943」の製造年表示。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑M-1カービン用マガジン・M-1小銃(ガーランド)用クリップ兼用ポケット。裏面にはピストル・ベルトに通して使うためのベルト・ループがあります。↓
WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑製造者のスタンプ「AVERY」と「1945」の製造年表示。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑どちらのタイプもM-1カービンの15連マガジンが2本収納できます。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑右はM-1カービン用マガジン・M-1小銃(ガーランド)用クリップ兼用ポケット。このようにM-1小銃(ガーランド)8連クリップが2本入ります。

WWⅡU.S.マガジン・パウチ(その2)(WWⅡU.S.magazine pouches:#2)
↑左のM-1カービン専用マガジン・ポケットにはM-1小銃(ガーランド)8連クリップは入りません。クリップ部分で引っかかります。

以上見てまいりましたが如何でしたでしょうか?これらのポケット(パウチ)は、まだ比較的入手しやすいですが価格は年々少しずつ高騰している印象です。また、近年精巧なレプリカが出ているので、十分気をつけて下さい。製造年を気にしなければM-1カービン・M-1小銃兼用ポケットの方は1960年代ごろまで製造されていたため1,500円も出せば程度の良いモノが手に入ります。WWⅡ以前製造のモノに限って言えばそれよりも若干価格は高くなります。
M-1カービン専用パウチは製造がWWIIに限られますので若干高価になりますが、カーキで3,000円、ODでも2,500円も出せば比較的程度の良いものが手に入ります。国内外の価格差はまだそれ程ありません。
それでは今回はこの辺で。ご覧いただき有難うございました。





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この記事へのコメント
先日は当ブログに訪問して頂きありがとうございました!!

M-1カービンポーチもイイですね^_^
私もポツポツ集めてます。

M-1923ポーチ同様、
こちらにも海兵隊バージョンがありますね!
Posted by パイル二等兵 at 2014年05月11日 10:20
いえいえアベコベです。こちらこそ有難うございました。
M-1カービン用マグ・パウチのMCバージョン、またの機会に取り上げたいと思います。

またちょくちょくいらして下さいね。
Posted by Sgt. SaundersSgt. Saunders at 2014年05月11日 16:44
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