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2014年02月23日

8mmモーゼル弾:7.92x57 IS(Patronen schweres Spitzgeschoß)

当地では今日の最高気温が10℃と、日向では春の兆しを感じる暖かさでした。
暖かくなり、また身の周りの小片付けをおこないまして、ネタに使えそうなモノを見つけましたので
ご覧下さい。

ドイツ軍の採用していた「7.92x57mmモーゼル弾」です。


実は今回のタイトルをどうしようかと考える際、「7.92x57mmモーゼル弾」か「7.92x57 IS弾」か「Patr. s. S. (Patronen schweres Spitzgeschoß)」など、どうしようかと迷いましたが、一番広く認識されるようにと「8mmモーゼル弾:7.92x57 IS(Patronen schweres Spitzgeschoß)」などととても長くなってしまいました・・・。

上の画像は、この弾薬の最小梱包単位である「15発紙箱」を開け、弾薬を並べたものです。薬莢・弾丸とも少し磨けばよかったかなと思いますが。

↓開ける前の箱。


↓ラベル拡大。

↑一部がドイツ文字(Fraktur:フラクトゥール)で記されています。現在では装飾につかわれる以外あまり一般的ではありません。
ドイツ軍モノに接する際には、しかし、これを読めるようにしないといけません。マニュアルなんかはほぼ全てこのフォントです。

            Patr. s. S.
          P. 22. L. 35
 Nz.Gew.Bl.P.(2・2・0,45):Rdf.14.L.35
Patrh.: P.*55.L.35 - Gesch.: P.308.L.35
    Zdh.: S. K D. 154. c. L. G.

どういう意味でしょう。続きは次回(時間がありませんでした・・・)。  

2014年02月09日

ファーストエイド・パケット:その2(Packet, First-aid:Part Ⅱ)

首都圏は雪が凄いですね。
雪があまり降ることのない関西の平野部でも、初めは雪だったのが後に霙(みぞれ)・雨へと変わり、それにより積もっていた雪が溶かされるまで半日ぐらいは積雪を楽しむことができました。

今回は以前少し触れた「ファーストエイド・パケット」の続きです。


↑前回は上の画像の左上の「缶入り」バージョンについて紹介しました。
では、今回はまず右上のモノから。


↑「SMALL FIRST-AID DRESSING U.S.ARMY-CARLISLE MODEL Sterilized」。「救急手当て包帯 合衆国陸軍‐カーライルモデル 滅菌済み 小型」と言ったところですか。First-aid "Packet"ではなく、"Dressing(包帯)"です。「赤い色の印が包帯の背面を表し、反対面を傷に当てる」のは缶入りバージョンの表記と同じです。


↑セロファンで覆われてシーリングされています。


↑中身はボール紙の箱で、厚みが缶入りのモノより若干厚めです。

次は1番目の画像の右下のモノ。

↑「Dressing, First Aid, Individual Troop, Camouflaged, Small  DYED STERILIZED DRESSING」。「小型・迷彩・兵個人用救急手当て包帯」と言ったところでしょうか。ボール紙ケースにOD色の迷彩が施されています。


↑「赤い色の印は・・・」の使用法の記述はこれまでと同じです。


↑マッチ箱(今の若いかた、まさか「マッチ箱」って何?なんてことはないでしょうね?)のような構造になっていて、中箱を引き出すと・・・


↑その中から包帯の包みが出てきました。


↑包み本体の表記には「DRESSING, FIRST AID, CAMOUFLAGED, SMALL」とあり、外箱の表記から「Individual Troop」が消えています。
表記の一番上の行のストックナンバー(STOCK NO.)は共に「2-017-455」ですので、モノとしては同じということになります。


↑包みにも使用法が記されてあります。ベージュ色の紙にアルミ(鉛かも)フォイルが内張りされているもので密封パックされています。


↑最後は黒いパックのモノ。「PACKET FIRST-AID FIELD BROWN DRESSING」。フィールド・ブラウンとありますが、包み自体は黒色です。中の包帯自体がフィールド・ブラウンで染められているということです。


↑黒色の布素材にアルミ(否、鉛かも)フォイルが内張りされているもので密封パックされています。

これらのほか、メディック関係モノは個人携帯用に限っても種類がたくさんありすぎて、蒐集はこれ以上は多分しません。
でも、レプリカで出ている「モルヒネ剤」のアンプルだとか三角巾なんかは、イイ値段で売られていれば入手してしまいそうです。
特にeBayでは良心的な値段で出ていますよねぇ。

今回はこの辺で・・・。  

Posted by Sgt. Saunders at 19:00Comments(0)米軍(U.S.)First Aid

2014年02月02日

M1カービン用15連マガジン(15 rounds magazine for US M1 Caribine)

こんにちは
新年2回目となる、超ゆっくり更新については何卒ご勘弁下さい。

今回は「US M1カービン用15連マガジン」の小コレクションです。

私とM1カービンの接点は、TV映画「コンバット!」の「ヘンリー少尉が携えている武器」として見たのが初めてでした。
もちろん何回目かの再放送でのことでして、サバイバルゲームが世に出始めの頃(1980年代初め頃)。マルシンからM1カービンがエアーガンとして発売された頃と重なります。
ヘンリー少尉に限らずアメリカ人は日本人より体が大きいので、M1カービンがまるで子供用のおもちゃの小銃のように映って見えました。

で、本物のM1カービンは所持できませんので、「せめてアクセサリーだけは」とコレクションしたのがマガジンです。
昔(もう10数年以上前ですが)は入手しやすかったのですが、最近はなかなか出ませんねぇ。


↑5本並べて背面から・・・。


↑底面も分かるように・・・。


↑フォロワーも分かるように・・・。背面に2つずつある出っ張りは銃側のマガジン脱着ボタンに引っ掛けるためのものです。ご存じですよね。
また、いわゆる複列型弾倉です。


↑左の3つにはそれぞれ製造者を表す刻印があります。左から「SW(Stanley Works)」「U-S'G'(Saginaw Steering Divison of G.M)」「U(Union Hardware)」。他にもたくさんの製造者により生産されたようです(→こちら(The M1 / M2 Carbine Magazine FAQ by James Wesley, Rawles )をご覧ください)。


↑底部プレート。補強の凹みありのモノ、平らで穴のあいているモノ、大体この2種類に大別されるでしょうか。


↑実は右の2つは・・・トイガン用のモノです。右端はMGC製モデルガンM1カービンのモノ。右から2番目がCMC製モデルガンM1カービンのモノです。


最後に真上から。左端のStanley Works(SW)製のモノだけ前面の合わせ部分が上から見て右巻きになっています。これは特に仕様書では指定はなかったのでしょうか。製造時期によってもいろいろあるのかもわかりません(未確認です)。

実銃は所持できないので、これまでMGC製モデルガンM1カービン、CMC製モデルガンM1カービン、マルシン製エアーガンM1カービンを入手してきました。マルシン製エアーガンM1カービンを一番初めに入手したのですが(1983年頃でしたか)、それに付属していたプラスティック製マガジンが、実物より若干サイズが大きく作られているというのを知らず、WWⅡ時のGIのようにストックにマガジンパウチを装着した上で、マガジンを収めようとしても、パッツンパッツンで蓋フラップがきつくて閉まらなかったのを思い出します。

それでは、また。

  

Posted by Sgt. Saunders at 12:00Comments(0)米軍(U.S.)Fire arms