2013年12月21日
ファーストエイドパケット
お寒うございます。年の瀬のホッと一息つける貴重な時間においで頂きありがとうございます。
新年を迎えるにあたり、定例の大掃除に向けて少しずつ身辺の整理をしていこうかなと思いましたが、やはりモノに見入ってしまって捗りません。で、ついついこちらに来てしまいました。
さて、前回の記事「ファーストエイドパケット・パウチ(Pouch, First aid Packet)」に続き、今回はパケットそのものについて少しご紹介します。
前回記事「ファーストエイドパケット・パウチ(Pouch, First aid Packet)」の中で紹介しました「缶入りファーストエイドパケット」ですが、どのような構造になっているかがコレ↓で良く分かります。 1943年4月7日版「FM 21-11 First Aid for Soldiers」の中にある写真です。↓
ぐるりの金属テープを取り外すとモナカ構造の缶が上下に分かれ、中には紙で包まれた滅菌済みガーゼ包帯と、細菌感染予防のための粉末サルファ剤の入った小さな包みが入っています。
↑真ん中辺が凹んでいるのにはご勘弁下さい。「FIRST AID PACKET, U.S. GOV'T CARLISLE MODEL」がこのパケットの制式名称です。
CARLISLE MODEL(カーライル式(型))という名称は、これが1920年代にペンシルベニア州カーライル駐屯地の米陸軍衛生科装備研究所で開発されたことに由来します。
「テープを引っ張って開ける」
「赤色の印は包帯の背面を示す」
「反対側を傷に当てる」
との使用法が缶に凸モールドで記されています。
↓他のパケットとの集合写真。左上は今見てきた「缶入り版」。時計回りに、「ボール紙箱入り版(セロファンで包装されてます)」、カーライル式(型)とは別モノである「カモフラ救急包帯」、「黒色フォイル包装版」です。
↑缶入り版以外については、またの機会にもう少し詳しくご紹介します。今回はとても短いですが、それではまた・・・。
新年を迎えるにあたり、定例の大掃除に向けて少しずつ身辺の整理をしていこうかなと思いましたが、やはりモノに見入ってしまって捗りません。で、ついついこちらに来てしまいました。
さて、前回の記事「ファーストエイドパケット・パウチ(Pouch, First aid Packet)」に続き、今回はパケットそのものについて少しご紹介します。
前回記事「ファーストエイドパケット・パウチ(Pouch, First aid Packet)」の中で紹介しました「缶入りファーストエイドパケット」ですが、どのような構造になっているかがコレ↓で良く分かります。 1943年4月7日版「FM 21-11 First Aid for Soldiers」の中にある写真です。↓
ぐるりの金属テープを取り外すとモナカ構造の缶が上下に分かれ、中には紙で包まれた滅菌済みガーゼ包帯と、細菌感染予防のための粉末サルファ剤の入った小さな包みが入っています。
↑真ん中辺が凹んでいるのにはご勘弁下さい。「FIRST AID PACKET, U.S. GOV'T CARLISLE MODEL」がこのパケットの制式名称です。
CARLISLE MODEL(カーライル式(型))という名称は、これが1920年代にペンシルベニア州カーライル駐屯地の米陸軍衛生科装備研究所で開発されたことに由来します。
「テープを引っ張って開ける」
「赤色の印は包帯の背面を示す」
「反対側を傷に当てる」
との使用法が缶に凸モールドで記されています。
↓他のパケットとの集合写真。左上は今見てきた「缶入り版」。時計回りに、「ボール紙箱入り版(セロファンで包装されてます)」、カーライル式(型)とは別モノである「カモフラ救急包帯」、「黒色フォイル包装版」です。
↑缶入り版以外については、またの機会にもう少し詳しくご紹介します。今回はとても短いですが、それではまた・・・。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。