2015年09月06日
M-1961 コンバット・フィールドパック(US M-1961 Combat Field Pack)
こんにちは。
当地大阪は時折強く雨の降るお天気で、残念ながら初秋の行楽日和とは参りません。
今回は前回のM-1956コンバット・フィールドパックに続いて、その後継モデルたる「M-1961コンバット・フィールドパック」を採り上げます。
適宜M-1956と対比させながら見ていきます。予定投稿時刻を約1.5時間過ぎての投稿です。

↑上がM-1961、下↓がM-1956。全体的な形状は似ています。


↑上M-1961。フラップ上部にあるキャリング・ストラップとID入れ用のスロット、背面上部の左右両端のサスペンダー連結用ハトメ・タブも↓M-1956と同じです。


↑上M-1961、下↓M-1956。IDカードの入り口は両方とも同じく右側からです。


↑↓外見上で最も異なるのは上のM-1961ではフラップが立体的になり、マチが付いたところでしょうか。下のM-1956ではフラップが平面で肩口からの雨水の侵入はパック側面から伸びるベロが防ぎますが、上のM-1961ではフラップの肩口部分がパック側面の上部に覆い被さる形状になってます。


↑左がM-1956、右がM-1961。背面で並べてみると、丈が5cmほど長くなっているようです。

↑左がM-1956、右がM-1961。上部開口部はマチ幅はほぼ同じですが、右のM-1961では下方に向かって膨らみ、底部ではM-1956の約1.4倍ほどのマチ幅があります。側面にスライド・キーパー連結用のウェブ・ベルトがある点はどちらのパックにも共通しています。

↑底部の比較。左がM-1956、右がM-1961。容量の違いが良くお解り頂けると思います。

↑左がM-1956、右がM-1961。パックの横幅もやはり約1.3倍ほどに大きくなっています。丈、横幅、マチとも大きくなっており、容量は遥かに大きくなっています。どちらのフラップにも右端にハトメがあり、銃剣などのダブル・ワイヤー・フックを持つ装備品を下げられるようになってます。

↑フラップ内側のスタンプ。制式名称、DSAナンバー、FSNが記されています。本個体にはメーカー名のスタンプはありません。メーカー名のスタンプがあるモノもあります。
FIELD PACK, COMBAT, M-1961
DSA-1-1336-63-E
8465-823-7622

↑フラップを開けたの図。M-1956のような左右のベロはありません。因みに、詰めていますのはユティリティー・トラウザース。

↑内側にはゴム引きの防水幕があります。

↑内側に縫い張られているのではなく、底面を除いた、筒状の形状になっていまして・・・、

↑こんな風にベロベローンと表へ出すことができます。「底」がありません。

↑M-1961の背面。下は↓M-1956。ピストル・ベルトへの装着用の2つのスライド・キーパー、上部両端に1個ずつあるサスペンダー連結用のハトメ・タブ、下に伸びるポンチョ等携行用の2本のウェブ・ストラップは、両パックに共通した特徴です。


フラップを閉じるために用いるバックル。上↑がM-1961で、亜鉛合金の打ち抜きの変形「日」型。下↓がM-1956で、スティールもしくは真鍮打ち抜きの、WWⅡ時代からある「目」型バックル。ウェブ・ストラップはどちらも同じモノが使われています。


↑M-1961のバックル裏側。「RAU」とあり、老舗「RAU FASTENER CO. 」の製造です。1996年、同じファスナー・メーカー・Scovill社により買収されています。

↑サスペンダー連結用ハトメ・タブに汎用キャリング・ストラップを着けてショルダーバッグとして使えるのもM-1956と同じです。もっと昔の事をいえばM-1936 od Field Canvas Bagがキャリング・ストラップ(Strap, Carrying, od, Bag, Canvas, Field (ストック・ナンバー:74-S-333))を伴ってショルダー・バッグとして使えるのと同様です。
おまけ。↓その汎用キャリング・ストラップ(General Purpose Carrying Strap)。

↓スタンプの拡大。右端部分が不鮮明ですが、

「STRAP, CARRYING, GENERAL PURPOSE」です。
その下の「74-S-333-50」はDSAより前の物品管理用の番号たる「ストック・ナンバー」です。このストック・ナンバーからも分かるように、このストラップは、上で触れましたWWⅡ時代のM-1936 od Field Canvas Bag用のキャリング・ストラップ(Strap, Carrying, od, Bag, Canvas, Field (ストック・ナンバー:74-S-333))の後継モノです。時期的にこのストックナンバーとともにその後継たるDAナンバーも付されているモノもあります。過渡期にはよく見られます。
以上駆け足で見て参りましたM-1961とM-1956の違い、いかがでしたでしょうか?
どちらも現在入手は比較的容易な方ではないかと思いますが、流通量は確かに少なくなってきているようですね。
eBayや海外では良品が大体3,000円前後で出ています。
因みに私は高校生の頃、M-1961にショルダー・ストラップを付けて通学用のカバンとして使っておりました。テキストとノート、四角いアルミの弁当箱がキッチリ収納出来て重宝しました。懐かしい思い出です。
それでは、また......。
当地大阪は時折強く雨の降るお天気で、残念ながら初秋の行楽日和とは参りません。
今回は前回のM-1956コンバット・フィールドパックに続いて、その後継モデルたる「M-1961コンバット・フィールドパック」を採り上げます。
適宜M-1956と対比させながら見ていきます。予定投稿時刻を約1.5時間過ぎての投稿です。

↑上がM-1961、下↓がM-1956。全体的な形状は似ています。


↑上M-1961。フラップ上部にあるキャリング・ストラップとID入れ用のスロット、背面上部の左右両端のサスペンダー連結用ハトメ・タブも↓M-1956と同じです。


↑上M-1961、下↓M-1956。IDカードの入り口は両方とも同じく右側からです。


↑↓外見上で最も異なるのは上のM-1961ではフラップが立体的になり、マチが付いたところでしょうか。下のM-1956ではフラップが平面で肩口からの雨水の侵入はパック側面から伸びるベロが防ぎますが、上のM-1961ではフラップの肩口部分がパック側面の上部に覆い被さる形状になってます。


↑左がM-1956、右がM-1961。背面で並べてみると、丈が5cmほど長くなっているようです。

↑左がM-1956、右がM-1961。上部開口部はマチ幅はほぼ同じですが、右のM-1961では下方に向かって膨らみ、底部ではM-1956の約1.4倍ほどのマチ幅があります。側面にスライド・キーパー連結用のウェブ・ベルトがある点はどちらのパックにも共通しています。

↑底部の比較。左がM-1956、右がM-1961。容量の違いが良くお解り頂けると思います。

↑左がM-1956、右がM-1961。パックの横幅もやはり約1.3倍ほどに大きくなっています。丈、横幅、マチとも大きくなっており、容量は遥かに大きくなっています。どちらのフラップにも右端にハトメがあり、銃剣などのダブル・ワイヤー・フックを持つ装備品を下げられるようになってます。

↑フラップ内側のスタンプ。制式名称、DSAナンバー、FSNが記されています。本個体にはメーカー名のスタンプはありません。メーカー名のスタンプがあるモノもあります。
FIELD PACK, COMBAT, M-1961
DSA-1-1336-63-E
8465-823-7622

↑フラップを開けたの図。M-1956のような左右のベロはありません。因みに、詰めていますのはユティリティー・トラウザース。

↑内側にはゴム引きの防水幕があります。

↑内側に縫い張られているのではなく、底面を除いた、筒状の形状になっていまして・・・、

↑こんな風にベロベローンと表へ出すことができます。「底」がありません。

↑M-1961の背面。下は↓M-1956。ピストル・ベルトへの装着用の2つのスライド・キーパー、上部両端に1個ずつあるサスペンダー連結用のハトメ・タブ、下に伸びるポンチョ等携行用の2本のウェブ・ストラップは、両パックに共通した特徴です。


フラップを閉じるために用いるバックル。上↑がM-1961で、亜鉛合金の打ち抜きの変形「日」型。下↓がM-1956で、スティールもしくは真鍮打ち抜きの、WWⅡ時代からある「目」型バックル。ウェブ・ストラップはどちらも同じモノが使われています。


↑M-1961のバックル裏側。「RAU」とあり、老舗「RAU FASTENER CO. 」の製造です。1996年、同じファスナー・メーカー・Scovill社により買収されています。

↑サスペンダー連結用ハトメ・タブに汎用キャリング・ストラップを着けてショルダーバッグとして使えるのもM-1956と同じです。もっと昔の事をいえばM-1936 od Field Canvas Bagがキャリング・ストラップ(Strap, Carrying, od, Bag, Canvas, Field (ストック・ナンバー:74-S-333))を伴ってショルダー・バッグとして使えるのと同様です。
おまけ。↓その汎用キャリング・ストラップ(General Purpose Carrying Strap)。

↓スタンプの拡大。右端部分が不鮮明ですが、

「STRAP, CARRYING, GENERAL PURPOSE」です。
その下の「74-S-333-50」はDSAより前の物品管理用の番号たる「ストック・ナンバー」です。このストック・ナンバーからも分かるように、このストラップは、上で触れましたWWⅡ時代のM-1936 od Field Canvas Bag用のキャリング・ストラップ(Strap, Carrying, od, Bag, Canvas, Field (ストック・ナンバー:74-S-333))の後継モノです。時期的にこのストックナンバーとともにその後継たるDAナンバーも付されているモノもあります。過渡期にはよく見られます。
以上駆け足で見て参りましたM-1961とM-1956の違い、いかがでしたでしょうか?
どちらも現在入手は比較的容易な方ではないかと思いますが、流通量は確かに少なくなってきているようですね。
eBayや海外では良品が大体3,000円前後で出ています。
因みに私は高校生の頃、M-1961にショルダー・ストラップを付けて通学用のカバンとして使っておりました。テキストとノート、四角いアルミの弁当箱がキッチリ収納出来て重宝しました。懐かしい思い出です。
それでは、また......。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。