2016年12月19日
ドイツの煙草「Regie」(German Tobacco,"Regie")
みなさんこんにちは。
気が付けばもう年の瀬師走、しかももう半ば過ぎ。
今年は私は病気の年?先月も風邪をひいて、2週間余りに亘って治りかけてぶり返し―をグズグズと繰り返し、早いとこインフルの予防接種を受けたいなぁと思いながら、今度こそ治ったかなと思っていた先週木曜日、急激な倦怠感と高熱。こりゃ来てしまったかと病院で見て貰ったらバッチリインフルA型でした。イナビル吸引して熱も下がり、かなり元気も出てきました。もっと早く上梓する予定だった本投稿も結局今日まで延び延びになってしまいました。みなさんもお気をつけください。
さて、今回お届けするのは純粋なミリタリーモノとは言えませんが、アクセサリー的なものとしてコレクションしましたWWII時のドイツのタバコです。
他にもいくつかを10年ほど前にeBayで比較的安価に落札する事が出来ましたが、その内の一つです。
↓「Regie」という銘柄?のタバコです。「Regie」とは「演出」とか「監督」などの意味ですが、いまひとつしっくり来ない感じがします(後に続くZigaretten-tabakと同じ書体なので「官給」の意?)。「FEINSCHNITT」とあるように、細かく刻まれたタバコの葉が50グラム(50 GRAMM NETTO)入っています。この葉っぱを紙に巻いて吸います。

「Zigarettenn-tabak」はどう訳しましょうか。私には喫煙の習慣が無いのでよく分かりません。「紙巻たばこ用たばこ葉」としておきます。
↓パッケージはすべて地味な色合いの紙でできています。平時ならもっと華やかなパッケージなのでしょうが、サブデュードされている印象です。上面から背面を周って下まで封紙で留められています。


↓左側面。オーストリアの「(ドナウ川沿いの)Hainburg工場製造」。ドイツ・オーストリア域の地名は同一名称のものが多くあるので、このように「何処其処 an der 何々」と表記されている例が多いです。この「Hainburg」もドイツ国内に同一名の自治体があります。

↓右側面。「AUSTRIA TABAKWERKE A.G. VORM ÖSTERREICHSCHE TABAKREGIE」すなわち「前オーストリアたばこ監督庁 オーストリアたばこ工業株式会社」。

↓このように背面を封紙が周っています。

↓封紙には「Feinschnitt 50g(細目 50グラム)」「30RM das kilogr.(キロ当たり30ライヒスマルク)」とあります。

さるサイトでこの頃の1RMは現在の約1,300円程度であるとのデータがありましたので、それを以て換算すると50gで約2,000円前後になりますか。
↓写っている封紙の左端の空白部分にはお馴染みの国家鷲章のエンボスがあります。触りまくって凹凸が潰れてしまってますが、お分かりいただけますでしょうか?

↓底部分です。製造会社のロゴと「TABAKWERKE A.G. WIEN」と、「オーストリアたばこ工業株式会社 ウィーン」とノタマワってます。

現在Austria Tabak GmbH(オーストリアたばこ有限会社)となり、なんとわが日本のJTの子会社JTIの傘下にあります。本部はスイス、ジュネーブにあります。右(画像では下)の方に「’BL」との印字がありますが、これは何の意味を持つのか分かりません。
以上見て参りましたが、あまり資料的価値がなくて申し訳ありません。病気がちで碌に周辺情報リサーチが出来ませんでした。
ドイツ軍モノのアクセサリーになるかと思って入手したのですが、アクセサリーどころか主役の蒐集すら覚束ない状態です。
次回頑張って2016年最後の投稿としたいと思います。
ではまた。
気が付けばもう年の瀬師走、しかももう半ば過ぎ。
今年は私は病気の年?先月も風邪をひいて、2週間余りに亘って治りかけてぶり返し―をグズグズと繰り返し、早いとこインフルの予防接種を受けたいなぁと思いながら、今度こそ治ったかなと思っていた先週木曜日、急激な倦怠感と高熱。こりゃ来てしまったかと病院で見て貰ったらバッチリインフルA型でした。イナビル吸引して熱も下がり、かなり元気も出てきました。もっと早く上梓する予定だった本投稿も結局今日まで延び延びになってしまいました。みなさんもお気をつけください。
さて、今回お届けするのは純粋なミリタリーモノとは言えませんが、アクセサリー的なものとしてコレクションしましたWWII時のドイツのタバコです。
他にもいくつかを10年ほど前にeBayで比較的安価に落札する事が出来ましたが、その内の一つです。
↓「Regie」という銘柄?のタバコです。「Regie」とは「演出」とか「監督」などの意味ですが、いまひとつしっくり来ない感じがします(後に続くZigaretten-tabakと同じ書体なので「官給」の意?)。「FEINSCHNITT」とあるように、細かく刻まれたタバコの葉が50グラム(50 GRAMM NETTO)入っています。この葉っぱを紙に巻いて吸います。

「Zigarettenn-tabak」はどう訳しましょうか。私には喫煙の習慣が無いのでよく分かりません。「紙巻たばこ用たばこ葉」としておきます。
↓パッケージはすべて地味な色合いの紙でできています。平時ならもっと華やかなパッケージなのでしょうが、サブデュードされている印象です。上面から背面を周って下まで封紙で留められています。


↓左側面。オーストリアの「(ドナウ川沿いの)Hainburg工場製造」。ドイツ・オーストリア域の地名は同一名称のものが多くあるので、このように「何処其処 an der 何々」と表記されている例が多いです。この「Hainburg」もドイツ国内に同一名の自治体があります。

↓右側面。「AUSTRIA TABAKWERKE A.G. VORM ÖSTERREICHSCHE TABAKREGIE」すなわち「前オーストリアたばこ監督庁 オーストリアたばこ工業株式会社」。

↓このように背面を封紙が周っています。

↓封紙には「Feinschnitt 50g(細目 50グラム)」「30RM das kilogr.(キロ当たり30ライヒスマルク)」とあります。

さるサイトでこの頃の1RMは現在の約1,300円程度であるとのデータがありましたので、それを以て換算すると50gで約2,000円前後になりますか。
↓写っている封紙の左端の空白部分にはお馴染みの国家鷲章のエンボスがあります。触りまくって凹凸が潰れてしまってますが、お分かりいただけますでしょうか?

↓底部分です。製造会社のロゴと「TABAKWERKE A.G. WIEN」と、「オーストリアたばこ工業株式会社 ウィーン」とノタマワってます。

現在Austria Tabak GmbH(オーストリアたばこ有限会社)となり、なんとわが日本のJTの子会社JTIの傘下にあります。本部はスイス、ジュネーブにあります。右(画像では下)の方に「’BL」との印字がありますが、これは何の意味を持つのか分かりません。
以上見て参りましたが、あまり資料的価値がなくて申し訳ありません。病気がちで碌に周辺情報リサーチが出来ませんでした。
ドイツ軍モノのアクセサリーになるかと思って入手したのですが、アクセサリーどころか主役の蒐集すら覚束ない状態です。
次回頑張って2016年最後の投稿としたいと思います。
ではまた。
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