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2019年06月23日

アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)

みなさん、こんにちは。
梅雨入り宣言が平年よりかなり遅れております大阪より約一か月ぶりにお届けします。

本ブログ「蒐集徒然草(しゅうしゅうつれづれぐさ)」を始めて、もうカレコレ6年が経とうとしております。
初投稿は2013年8月11日で、最初の投稿記事のタイトルは「BROWNING MACHINEGUN U.S. CAL..30 M1919A4」でした。念願だったM1919A4を無可動(不稼働)実銃という形で手に入れることが出来た嬉しさを他の同好の士の方にも知って欲しい一心で、初めてコレクションを世に晒したのが私のミリブロ初投稿でした。
それより前から、米軍やドイツ軍など各国軍のコレクションをなさっておられる方々のHPを拝見しておりましたら、自分のコレクションを振り返って見つめ直しつつ、回顧録のようなものを綴れたら面白いかなと思い、HP作成よりかはブログの方が気楽に続けられそうでしたので始めたのが発端です。
もう6年が経とうとしていると知り、そんなに長く続いているのかと思うと感慨深いです。

前回の記事で投稿記事累計数が135になりました。各記事へのアクセス数については、古い記事の方が新しい記事よりも相対的に多くなりそうではありますけれども、いわゆるアクセス数ランキングを見た場合、記事が古ければ古いほどアクセス累計が必ずしも多くなる訳ではありません。初めから当ブログへ直接お越しになられる方のほか、GoogleやYahoo!検索などで特定の語句を検索した結果期せずしてこちらへお越しになられる方も多くおられる訳でして、世の人々の関心のある語句が当ブログの記事中の語句・タグとマッチすれば記事の新旧を問わず、アクセス数は伸びる結果となります。畢竟皆様の関心のある語句が何であるかが各記事のアクセス数にじわじわと反映されるという事になります。
そこで今回は、投稿管理画面で分かる「人気記事上位100」から、更に上位10記事を取り出して見てみることとします。


まず第10位は「B.A.R.のマガジン(The magazine for BAR M1918) 」(2014/04/13) です。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
「実銃は持てないので、せめてアクセサリーを...」という一心からマガジンやダミー・カートを蒐めてきました。このBARのマガジンを入手した当時はまだ今ほど輸入規制が厳しくなく、一度に大量に輸入するなどでなければ呼び出し状が来ることはありませんでした。もう10年以上も前の事です。最近はマガジンの入手が厳しくなって、個人輸入の道はほぼ閉ざされてると言っても過言ではありません。今あるモノの保存・維持がとても重要であります。

第9位は「マークⅠ トレンチ・ナイフ(U.S. Mark ⅠTrench Knife)」)(2014/07/27) です。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
この記事はジョークです。個人輸入は不可能なダブル・エッジのナイフを入手した―!とぶち上げて、実はミニチュアのレター・ナイフでしたーという、真面目にトレンチ・ナイフの情報を得ようとお越しになられた方にとっては全く期待を裏切る失望モノで、申し訳ございませんでした。レプリカのフルサイズのトレンチ・ナイフが販売されていますが、価格がもうちょっと抑えられないものでしょうか。プラモデルでもいいのでシースも含めて3,000円程でどこかのメーカーから出してくれないかなと思います。大昔LSがプラモデルでM7銃剣を出していましたよね。LS倒産後アリイが旧金型を活用してしばらくは販売が続いていました。同じようにどこかのプラモデルメーカーが出してくれることを祈ります。いまアメリカのIMA(International Miitary Antiques)でインド製のそこそこいい出来のレプリカが売ってるんですけど、日本へ送って貰えませんかと尋ねても「海外へは発送できません」との非情な答えしか返って来ません。

第8位は「M1カービン用15連マガジン(15 rounds magazine for US M1 Caribine) 」(2014/02/02)です。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
これも近時個人輸入が非常に困難な「銃器関連モノ」の記事です。WWII中に元々はピストルに替わるものとして開発・採用されたM1カービンですが、ライフルよりは軽快でありながらピストルよりは射程が長いというコンセプトに基づくモノであり、攻撃・防御両面で使えるとしてソコソコ好評だったそうです。一部の戦記では威力不足を指摘されていますが、トータルバランスで見ればそれ相当の役割は果たせていたのではないかと思います。第10位の記事のB.A.Rや、このM1カービン用のマガジンも含め、私のマガジン・コレクションはただ蒐めるだけでなく、「身に着けたマガジン・パウチを満たして悦に入る」という目的にも重きを置いて現在に至っておりますので、例えばコスプレを楽しむときには、マガジン・パウチには適当な詰め物ではなく、やはり実物マガジンを詰めたいところで、数が多く集まれば集まるほど嬉しいです。「数」をある程度揃えた後に初めて「メーカー」は何処だという事に関心が向きます。


第7位は「WWⅡU.S. 2バックル・ブーツ(WWⅡU.S. Buckle Boots) 」(2016/01/31)です。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
このブーツが開発される前はサービス・シューズ(所謂アンクル・ブーツ)とレギンスの組み合わせが一般的な米軍歩兵でありました。WWII中にこれが採用され、より機能的・近代的になったという意味で多少は見栄えがアップしたように思います。
靴・ブーツの類は良い状態で残っているモノが少ないですね。戦闘用の軍装の中では、やはり靴は一番消耗が激しいモノでしょうから無理もありませんか。そんな中でこの記事で採り上げた現品は比較的程度が良い状態で入手できたモノでした。他に長年形が崩れたままで保存されていて革がかなり硬化していたモノ、底が擦り減りきってしまっているモノ、この記事のモノより若干使い込まれているモノの3足を持ってます。それぞれを入手した後に、より程度のいいモノに出会いますと、財政の許す範囲で贖って参りました。身に着けて楽しむ派の私としてはサイズも重要な見定めポイントになるのですが、サイズと程度の両方とも良いモノに巡り合える確率は少なくなってきました。元より日本人の足の幅は欧米人より広めで、私の場合は最低でも「D」幅は欲しいところ、「A」とか「B」、「C」なんかはアメリカ軍人に多いのか、結構出物があったりするのですが、「D」「E」は元々絶対数が少ないようで苦労します。


第6位は「Model of 1917銃剣とM1917鞘(M1917 Bayonet & Scabbard) 」(2014/07/21)。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
銃砲刀剣類所持等取締法により、「刃渡り15センチメートル以上の刀、やり及びなぎなた、刃渡り5.5センチメートル以上の剣…」を所持するためには都道府県公安委員会の許可が必要である日本国内では、「美術品として価値のある」モノでない限り、或いは日常的に使う調理用の包丁類を除けば、刀剣類銃剣類の所持は実質不可能です。なのでこの記事の中に出てきたModel of 1917銃剣のように非鉄金属で作られたレプリカで我慢するか、刀身を15cm以下の長さになるように切断された銃剣で我慢するか、教育委員会の委員に「これは美術品的価値のあるモノだ」と思わせるように仕向けるしかありません。日本軍の軍刀の一部は「日本刀」としての価値のあるモノとしてキチンと登録証を取れば所持可能ですが、工業製品的レベルで大量生産された米軍の銃剣などは登録される可能性は残念ながらありません。せめて鞘(スキャバード)だけでも...と幾つかを蒐集してきましたが、やはり刀身カットの無い銃剣をコレクションしたいですね。ずっと前の話ですが、博物館に展示されている銃剣(日本軍のゴンボ剣でしたが)の、その薄く油を纏った刀身がギラリと黒光りするのを見た時、銃器とは異なる「殺傷道具としての凄み」を感じて少し鳥肌が立ったのを覚えています。銃器の場合は飛翔体(弾)が射手の手から離れ、言わば間接的に対象に殺傷効果を及ぼすのに対し、銃剣は、それを手にした者が相手の身体を直接損壊するための道具であります。なんだか軽々しく「銃剣をコレクションしたい」などと思うのは憚られるような、ちょっと考えさせられる経験でした。

第5位は「ERDL迷彩・USMC・ジャングル・ファティーグ(ERDL Tropical Coat) 」(2015/11/22) です。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
ヴェトナム戦争期の軍装(戦闘用の)は、と言えば、所謂ジャングル・ファティーグとOG107サテン・シャツ(ジャケット)を想起しますが、一般的なジャングル・ファティーグに加えて、その迷彩版であるこのERDL迷彩ジャングル・ファティーグを一時期無節操に入手し続けた頃がありました。「コレクション」でもありながら普段着使いもできると踏んでこのERDLファティーグを購入し、夏季には実際に普段着感覚で着用しています。適度な色褪せ・「ヤレ感」のある方が、新品デッドストックのような綺麗なものよりしっくり着用できる気がします。グリーン・リーフ、ブラウン・リーフの別で言えば明るい印象のグリーン・リーフの方が好きです。現在でもまだ流通量も多く、価格はお店によってピンキリですが比較的入手はし易いです。最近はラベルの内容まで精巧に(巧妙に、と言うべきか)再現され非常に良くできたレプリカが出回っていて、レプリカでも何でもファッションとして着るんだからいいやという方には良いことでしょうけれども、「コレクター」にとっては憂慮される事となります。一昔前なら製造者名は出鱈目なモノにするなどしてレプリカが作られていたので「実物」との見分けも容易でしたが、近時は当時モノのラベル内容が完コピされるなど、最早レプリカと言うよりはフェイクと言えるモノが続々と出現しています。


第4位は「M8とM8A1スキャバード(M8 Scabbard, M8A1 Scabbard) 」(2013/08/24) です。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
この記事も所持の禁じられている銃剣本体(バイヨネット)の方を本来は主役にしたかったのですが、哀れ刀身はカットされ、とてもその痛々しい姿はあまり世にさらけ出したくないですね。で、スキャバード(シース・鞘)を主役に仕立てた記事になったのでありました。M8A1スキャバードは最近はあまり見なくなりましたが、アメリカのeBayなんかでは$20も出せばそこそこいいモノが手に入ります。M7銃剣とのセットでも$60前後で入手可能です。M8はやっぱり数が少ないのか、目にする機会がM8A1よりも少ないです。記事にも書きましたがダブル・フック・ワイヤ・ハンガーの無い出始めの頃のM8はとても希少です。見たら購入しておきましょう。


第3位は「M-1956 コンバット・フィールドパック(US M-1956 Combat Field Pack) 」(2015/08/23)です。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
私が蒐集を始めた30年も前の頃はヴェトナム戦争モノはまだ多くが「サープラス」の域を出ず、流通量も多く、価格はお手頃でした。まあ今でも程度によっては求めやすいモノも多いですが、しかし、今日ヴェトナム戦争終結から既に40年以上が経ち、「サープラス」から「ヴィンテージ」の域に入ろうかという所で年々価格は高騰しています。この記事の次の回の記事でM1956の後継である「M-1961コンバット・フィールドパック」を採り上げてまして、そのM1961パックは私が高校生時代に通学鞄として愛用しておりました。バッグ類に限らず、実用できるコレクションは購入費用を自腹とせずに必要経費として家計から費用支出して貰えるように小細工できるので良いです。


第2位に「大日本帝国海軍短剣(Imperial Japanese Naval Dagger) 」(2014/12/28)が入りました。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
私の蒐集対象は米軍歩兵科一般兵士装備品、とりわけWWIIモノがその中心で、その蒐集遍歴から綴る当ブログの記事のアクセス数の上位第2位が、何と「寄り道コレクション」であるこの「大日本帝国海軍短剣」になろうとは全く意外でした。
この海軍短剣には日本人の芸の細かさが集約されていると思いまして、もちろんその仕上げや素材によって価格もピンからキリまであるのですけれども、まあまあ財政の許す範囲でこれを贖いました。海軍短剣に限らず旧軍の刀剣類には「美術品として価値のある刀剣類」として教育委員会の審査を受け、登録を受けることにより所持・譲渡・相続を認められるようになるケースが多くあります。「登録証」の付いたものでしたら所持許可証などは必要無く自由に所持できます(所有者変更届の提出は必要)。記事中の写真は、私の撮影技術が未熟なためにその美しさが100%再現されていませんでお詫びするしかありません。


そして栄えある(?)第1位は「WWⅡU.S. ガバメント用M1916ホルスター(WWⅡU.S. M1916 Pistol Holster) 」(2014/09/28)です。
アクセス数について考える、のココロ(Top 10 Most Popular Articles)
(PC版でこの記事の写真だけ大きいのは「第1位」だからではありません。この頃の記事から画像のサイズを大きく変更していったからです。)
日本におけるサバゲ―の黎明期に、たまたま十余回目かの再放送で観たTV映画COMBAT!のサンダース軍曹の姿を見て、サバゲ―のコスチュームの一つとしてこのホルスターを欲しがっていましたが、今ほど入手チャンネルは多く無い頃、ましてや可処分所得の乏しい高校生にとっては当時のこのホルスターの市場価格を簡単に用意することは能わず、仕方なく彼の中田商店が良心的に売り出してくれていたレプリカのM1916ホルスターで我慢しておりました。
この記事のアクセス数が多いのはタグに「WWII」という大雑把な語句を入れたからだけではないと思います。「WWII」で検索すればそれこそ膨大な検索結果に埋もれてしまいます。因みに「WWII  ホルスター  M1916」の語句で検索を掛けると、Yahoo!、Googleともに4番目に当記事が挙がってきました。


検索に引っ掛かるためのタグの選定によってヒット結果に差が出るのは当然です。現在当ブログは私の思うがままに書き連ねているもので、もしこれが何らかの形で世の役に立つことになれば是幸いで、その意味においてWikipediaには到底及びませんが、少しでも参考になればと広く一般の方々が検索をかけたときになるべく的確に検索結果にあがるようにタグ付けをしているつもりです。
アフィリエートには今のところ関心がありませんので、アクセス数は単純にどのくらいの人が見に来て下さったのかなーという事を知るためだけのモノですのでいたずらにアクセス数を稼ぐ必要は私にはありません。これからも好き勝手に書き連ねて参りますのでよろしくお願い申し上げます。


それでは今回はこの辺で失礼します。さようなら。






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Posted by Sgt. Saunders at 12:05│Comments(0)無題
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